亡くなった母が着物好きで生前かなり着物を持っていました。
着物100着近く、帯も同様の数くらい、他に小物などあったので福ちゃんとバイセルに出張してきてもらい、買取査定して実際に買い取ってもらいました。
奥の和紙に包まれた中に着物が入っています。手前の箱の中にも入っているのでかなりの数がありますね。
京都の着物屋さんによく行っていて仕立ててもらっていました。父によると1点数十万から百万円くらいしたものもあるそうです。
福ちゃん
訪問に来て最初に手を消毒していました。早々に取り掛かり始めたので仕事は早い印象です。事前説明などは特にありませんでした。
和紙を広げて畳まれている和服を少しだけ広げてシミや汚れを見ている感じでした。だいたい一着一分掛からないほどで見ていたと思います。
和服を見ながら色々と柄についての話や着物の豆知識など教えてくれました。また貴金属の有無などを聞いてきました。
この辺は担当者の方にもよると思うのですが、着物を見た後に丁寧に元あったように直してくれていました。
半分くらいは買い取り出来ないもので買取出来るものの金額は32,000円でした。
査定に掛かった時間は1時間半くらいでした。
買取出来ない品物を処分してくれないか尋ねましたが引取は出来ないとのことでした。
バイセル
訪問に来て最初にタブレットを見せながら丁寧にクーリングオフや貴金属の買取も行なっていると説明してくれました。事前説明は丁寧で、リュックを背負ってきていましたが「自宅のものが盗まれるか心配な方もいるので安心して頂けるように」とリュックは離れた所に置いていました。
福ちゃんの担当者と同様に着物を見ながら色々と着物の豆知識や高価買取できる種類の着物などの話をしてくれました。バイセルの担当者の方はかなり押し気味に貴金属の有無を根掘り葉掘り聞いてきました。
大きく違ったのは査定方法で、着物のえりもと、袖、裾、柄などを1点1点写真に取っていました。本部にリアルタイムで査定してもらっているとのことで、福ちゃんよりも時間は掛かっていましたが、より丁寧に見て頂いている印象を受けました。
これは担当者によると思いますが、こちらが注意するまで広げた和服を割と雑に直していました。
やはり買取出来るものは半分くらいで買取出来るものの金額は15,000円でした
査定に掛かった時間は3時間くらいでした。
買取出来ない品物を処分してくれないか尋ねましたがやはりバイセルも福ちゃん同様に引取は出来ないとのことでした。
買取できないもの
- 襦袢(下着)など肌に直接触れるもの
- シミ、汚れがひどいもの
- 子供用の和服、浴衣
- ポリエステルやウールの素材
- 未使用ではない靴や小物
教えてくれた豆知識
着物にもブランドがあるようで、作家が作ったものは洋服のエルメスやヴィトンに当たるようなもので高価買取になるそうです。今回管理人が査定してもらったのは一般的な和服屋さんで仕立ててもらったもののようで高価買取とはいきませんでした。
着物の需要は外国の方にあるようで身長が160cm未満だと買取金額が安くなって160cm以上だと高値になるそうです。(男性の和服の場合は180cm以上が高値)母は150cm程だったので売却値はあまり高値にはならないようですね。
着物は高く売れない
着物はそんなに売れないので買い取っても在庫過多に陥りがちてす。
元値が高いので売るときも高いだろうと思っていましたが、需要があまり無いため安値での買取になってしまうようですね。買取金額はだいたいどの着物も一着数百円程度、一番高いので1,500円でした。
貴金属の有無をかなり聞かれましたが、買取業者はおそらくそちらが本命だと思います。
着物を買えるほどの財産がある人間なら当然貴金属、あるいはバッグやアクセサリーも高値のものを使っているのだろうという算段だと思われます。
まとめ
福ちゃん:32,000円バイセル15,000円
福ちゃん1.5時間バイセル3時間
今回の査定では金額、スピードともに福ちゃんが良かったです。
管理人は着物を買い取ってもらうことは人生でもう無いと思いますが、この記事が他の方の参考になれば幸いです。
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